【サイズ】 カップ：高さ 約6cm　口径 約10cm　幅 約11.5cm　『ハンドル含』 ソーサ：約16cm　高さ：約2.3cm プレート：約19.5cm　高さ：約2.3cm 【状態】 ハンドルに金彩の僅かな擦れ、カップとソーサに焼き跳びが、 皿に釉の僅かな剥げがあります その他、割れ欠けヒビ、修復の痕とうない非常に良好な状態です 1級品・超美品で1920年代後半の御品とは思えないキレイさです ドイツで購入しました、 シェルエッジのベーシックフラワー2つ花トリオです ご存知の方も多いと思いますが、 ベーシックフラワーは36種類の花のパターンから フラワーブーケが描かれているシリーズです。 フラワーブーケも1つ花から7つ花まであり、一流のペインターが 全て自分独自の感性と美意識のみで、ハンドペイントしてゆくので、 これという決まったブーケの型があるわけではございません。 その花のパターンと8色の色の組み合わせと 花の大きさや傾き、濃淡の出し方で作品の雰囲気が決まります。 つまり、この世に2つと同じ作品は出来上がりません。 今回ご紹介するシェルエッジですが これはマイセンのレリーフでは「ノイマルセイユ」を 連想される方もいらっしゃると思います もともとノイマルセイユやシェルエッジは ロココ様式のなかのロカイユ装飾として デザインされたものです ロカイユといえば貝殻という位にそのデザインは 多種多様な建築物や家具、食器の装飾とされてきました 貝殻は無数に存在するのにそのどれ1つをとっても 同じ形や色、波型のものはありません その神秘性に当時の人々が強く惹かれて 産まれたのがロカイユの原点とも言えます ただ、そんな理屈よりもシェープの可憐さや 金彩で描かれたシェルとベーシックフラワーの上品さは 一目見ていただくだけで充分に素晴らしさが伝わると思います またこちらはトリオの花が全て統一した オリジナルの作品でもあります 通常ですと同じ2つ花ではあっても花絵が違っていることが 非常に多いです それはカップやソーサが割れたり欠けたりして 別のものと組んだりしたからです 現在、シェルエッジの作品はマイセンでは 特注以外は作られておりません こちらは1920年代後半のファイファーの作品ですが 状態も非常に良いです ぜひお手元でお楽しみください