1/24 ストックカー用シャーシ コンプリートキット(絶版新古ビンテージ)です。
’60年代のスロットカーを再現すべく、材料は当時モノとリプロ販売品、すべて未使用未走行の新品だけで組みました。

’60年代中頃スロットカー黎明期に電関が流行った時期がありました。そんな当時作られた逆輸入Kemtron製スロットカー用モーター（日本製OEM新品デッドストック）を使い、タミヤA型サスペンションシャーシ（現行販売ミントホビー製レプリカ）をベースに復刻させました。
昔日、電関モーターは”白金レースウェイ”のあった清正公の手前、魚籃坂下カドで営業していたカツミ（KTM）が先陣を切って、宮沢模型、モデルホビース、ベンケイ社、天賞堂などからもスロットカー用にと12V設定の電気機関車用をより回転が上がるようリファインして販売されていました。
今回のケムトロンも同じ仕様の当時モノで未使用新品ですが、動作確認したところ、結構振動が感じられました。振動はプラのボディに響き迫力ある音となるかも？知れませんが、走行には決して好ましくないのは言うまでもありません。又、コアやコミュテータにも経年によるヤケがありましたので、当方で分解オーバーホールレストアしてスムースに回るようにいたしました。
シャーシは、当時タミヤA型をベースにパイプでフロントセクション延長するのが流行りでしたが、それだとホイルベースは固定となり、使えるボディが限られてしまいます。
今回は、当時モノからの改良点として補強を兼ねたピアノ線がリヤ側固定、フロント側スライドできるタイプで、4本のビスでホイルベースを117～125㎜の間で調整できる”ホイールベース可変”で制作しました。またフロントアクスルも、ムサシノタイプ船津式サスペンションシャーシに範をとり、さらにスタビライザーで若干動くようにしました。最初φ1.5mmのピアノ線トーションバーで作ったところ、ガチガチでクラッシュした時でもないと意味ないかと思われ、φ1.0mmに改めました。（もしご希望ならφ1.5mmは（役に立たないでしょうが）オマケに差し上げます）
ホイールは当時のタミヤ製を現在の精度で再現したレプリカですが。当時モノと違い現在のJIS規格イモネジが使えるrm-Craft製です。前輪タイヤはタミヤの1／24用ゴム製、後輪は経年劣化の少ないシリコン製です。後軸はボールベアリングになります。附属品（2枚目の中身）は7枚目写真ご参照願います。ガイドはタミヤ製、ガイドウェートはフロントアクスルに干渉しないよう一部を削ってあります。又、使用モーターは8V仕様ですが、オマケ（スペア）に10Vモーターを御付します。
以上、能書失礼いたしましたが、写真2枚目の通り仮組オークション開始は当時の映画、”レッドライン7000”にちなんだ原材料費以下の赤札としますので、NCNRでお願いします。余談ですが、本品をプロトタイプとして制作された電関モーターのストックカーで今秋、新横浜バンプロジェクトでレース（又は走行会）企画もあります。（ご興味あれば別途ご案内させて頂きます）
送料は原則着払いでお願いしておりますが、元払いの場合ご指示下されば落札後ご連絡します。（60サイズ見込み）また入札は日本国内のご住所に限り、評価の悪い方の応札は削除させていただく場合がありますので、ご了承ください。