超稀少の業物！巨匠「大和守安定」
商品説明＊本商品は銃砲刀剣類所持等取締法第14条に基づき美術品として価値のある刀剣類として都道府県の教育委員会に登録がある刀です。

＊落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。

高額商品となりますが、名工の稀少な刀です。日本古来の美術刀剣としても価値のあるものです。恐縮ですがご了承宜しくお願い致します。

超稀少の業物！巨匠「大和守安定」

新選組一番隊隊長・幕末の天才剣士、沖田総司も愛刀！

定寸在銘刀７１，２㎝・新調牛裏革巻き柄前、朱鞘実戦肥後居合抜刀拵え入り

鎬造りに見事な刃紋・研ぎ上げ済みで鑑賞もＯＫ！

誂え高級白鞘付き

松皮塗り朱鞘・新品純綿下げ緒、黒水牛角製栗形、鯉口付き・真鍮地無紋鐺付き

新調牛裏革巻き、鮫皮黒染め。

在銘銅地銀鍍金雲龍図丸鍔「辰孟春 我山政之 花押」・鉄地肥後山路図縁頭、真鍮地しとどめ付き

銅地金鍍金切羽・銅地二重ハバキ


□商品詳細

新選組一番隊隊長・幕末の天才剣士、沖田総司も愛刀とした業物「大和守安定」です。
安定は紀伊国石堂の出身。生年は元和4年（1618年）とされており、通称、富田宗兵衛。
江戸に出て虎徹の師・和泉守兼重に師事した言われ、のちに虎徹に影響を与えたともいわれています。
明暦元年（1655年）には伊達家の招きで奥州仙台に下り、奉納刀を打っています。
はじめ大和大掾、のち大和守を受領した寛文新刀を代表する巨匠です。

安定は江戸期より業物として名高く、試刀家・山野加右衛門の截断銘の入ったものが多くあり、中には「天下開闢以来五ツ胴落」と切ったものもあります。
「五つ胴落とし」、つまり人体を5体重ねて斬ったという刀は、山野加右衛門永久が64歳に及び、初めて行ったもので「万治四年辛巳年二月十弐日 天下開闢以来五ツ胴落 永久六十四歳始切之」と金象嵌を入れています。

また安定の刀は靱性つまり粘り気があり、折れ曲がり難いという特色があります。
本刀は素晴らしく優美な刀姿を現し、地金は良く詰み美しく、はたらきのある焼き刃を見事に焼いています。

安定の作風の特色としては反りの浅い、先細りの剣形が挙げられますが、この刀も「突き」による刺突効果を高めるために、まさにこの体配となっています。安定は斬れ味には優れているものの、使用者を選ぶ刀だったと伝わるのは、この作風ゆえですが、天才剣士・沖田総司が得意とした「天然理心流三段突き」の技を振るうのにふさわしい刀といえるでしょう。

研ぎ上げ済みの刀身で、綺麗な焼き刃が切先まで見えており、現状で何ら手を加えることなく鑑賞、居合抜刀が可能です。

約３５０年間の間、幾度も研がれたことによる鍛え傷についてはご容赦ください。

銘は登録証に「〇〇〇安定」とあるように、研磨依頼前は「安定」の二字がしっかり見えていたのですが、「〇〇〇」の三字を判読するため、研ぎ師に茎の錆落としも頼んだところ、磨きすぎてしまい、現在は「安定」と薄く見えるのみとなっております。

定寸刀の刃長に寛文新刀特有の反り浅い姿で切先鋭く、非常に振りやすくバランスの良い刀でいかにも物斬れそうです。

その素晴らしい斬れ味から裁断銘のつく名刀が多いのも安定の特色です。
「ヲトリ仏 一生風前雲／二ツ胴切落 山中勘三郎智重（花押）」（踊りぼとけ）
刀の斬れ味を表した刀号の一つで袈裟を着た仏様が踊りだすと肩の袈裟が落ちることから、袈裟斬りの斬れ味の絶妙さを表しています。
また「籠釣瓶」は籠で作った釣瓶には水が溜まらないことから、「水も溜まらぬ斬れ味」を表します。

安定は試刀家・山田浅右衛門が古今全国東西の刀の斬れ味を試した上での著書、文政十三年刊「古刀鍛冶備考」でも「良業物」に列せられています。

業物ゆえに、日本史上、刀が最も多く用いられたという幕末において、沖田総司だけでなく、心形刀流の達人・伊庭八郎や新選組幹部で「人斬り鍬次郎」の異名をもった大石鍬次郎も安定を愛刀としています。
近年では刀剣乱舞にも登場するほど刀剣ファンの間では人気が高く、それゆえ市場には滅多に出まわりません。
沖田総司の愛刀として「菊一文字則宗」「加州清光」「大和守安定」の三振りがあったと伝わりますが、「菊一文字則宗」は作家・子母澤寛氏のフィクションであり、実際に用いたのは「加州清光」「大和守安定」の二振りと言われています。
「池田屋事件」で沖田が振るった剣は加州清光と伝えられています。

近藤勇の手紙には池田屋での激戦の末に沖田の加州清光の帽子（刀の先）が折れたと書かれており、事件後、沖田はこの加州清光を鍛冶屋に持っていき修復を試みましたが、修復能ということで突き返されたといいます。

このことから沖田総司が加州清光を振るっていたのは池田屋事件までということになり、それ以降、没するまで「大和守安定」が沖田の愛刀だったと推測されます。
脇差や無銘の「伝安定」の鑑定書付きは時折見かけますが、定寸刀の刃長の安定は大変稀少です。

外装は時代物実戦肥後居合抜刀拵え。

鞘は綺麗な松皮塗り朱鞘。部分的な塗り直しあるものの重厚な鞘で黒水牛角製の鯉口、栗形付き。栗形には新品の下げ緒が付随します。

拵えの柄前は居合、試し斬りに最適な手に馴染み、見栄えもする牛裏革巻き。出品に際し、新たに巻き直してもらいました。鮫皮は更に黒染めで強固に固めてあります。

柄の縁頭は居合、試し斬りに最適な堅牢な鉄地肥後山路図。柄頭に真鍮地地しとどめ付き。

鍔は見事な銅地銀鍍金雲龍図丸鍔。在銘「辰孟春 我山政之 花押」。

目貫は密教の法具であり、武器であった三鈷杵と独鈷杵の銀鍍金銅地法具図。

ハバキは誂えの銅地ニ重ハバキです。

切羽は金鍍金銅地切羽２枚。

柄前の金具類は実用の面から全て現代製を使用しています。

誂え高級白鞘付き。

大刀用刀袋と白鞘袋が付随します。

逸品金具を使用した外装は拵えだけでも飾って楽しめます。

一生物の愛刀、家伝の御守刀に！また鑑賞用、資料、コレ クションとして如何でしょうか。

種別 刀
刃長 実寸７１，２cm
反り ０，９㎝
目釘穴 二個
銘文： 〇〇〇安定
抜き身重量 約９５０g
元幅 約３０mm
先幅 約２０mm
元重 約６mm
先重 約４mm

＜拵え＞

鞘：松皮塗り朱鞘・新品純綿下げ緒、黒水牛角製栗形、鯉口付き
柄：新調牛裏革巻き・鮫皮黒染め
鍔：銅地銀鍍金雲龍図丸鍔。在銘「辰孟春 我山政之 花押」
縁頭：鉄地肥後山路図・柄頭真鍮地しとどめ付き
目貫：銅地銀鍍金法具図
切羽：金鍍金銅地切羽２枚
ハバキ：銅地ニ重ハバキ
誂え高級白鞘付き

大刀用刀袋ｍ白鞘袋付随

（多少の誤差はご容赦下さい。尚、刀掛けは付随しません）

□注意事項

＊落札して購入後、銃砲刀剣類所持等取締法にもとづき都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要です。

＊本商品は銃砲刀剣類所持等取締法第14条に基づき美術品として価値のある刀剣類として都道府県の教育委員会に登録がある刀です。

＊落札後はノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルで宜しくお願いします。
落札後に持論を主張して返金、減額等を求める方がいますが対応しておりません。見解の相違は当然ありますので納得された方のみご入札ください。

＊研磨は基本的に美術刀剣研磨ではなく、居合抜刀用研磨なので刀身に微細なスレが残ることもあります。

＊登録証などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由では返品は出来ません。

＊日本刀の地肌は繊細なので拭い紙で強く拭ったり、鞘から勢いよく抜いただけでも、軽度のスレは入ります。また何十年、何百年の経年による通常の研磨では除去できない細かな傷が付いていることもあります。そのため刀身にわずかなスレやヒケ、よごれ、小疵などある場合がありますので微細な点まで気になる方は入札ご遠慮ください。刀剣店での購入をお勧め致します。

＊未鑑定品において銘の真贋については画像でご判断ください。目視で確認はしていますが刀匠、研ぎ師、鑑定士レベルでの刀身の曲がり、刃切れについては分かりかねますのでご了承ください。

＊柄巻きを牛表革、牛裏革、鹿革、正絹、各色に変更可能です（別途実費のみ必要）。また実用後の仕上げ研磨も比較的格安で請け負いますのでお気軽にご相談ください。

＊着払い発送。運送業者当方指定のみ。


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